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文化財学科のトピックス
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『月刊大和路ならら』で日本最大の塑像を紹介!

 『月刊大和路ならら』(なら文化交流機構発行)では、相原嘉之教授が「奈良大学考古学講座 飛鳥の歴史を学ぶ」を、大河内智之准教授が「奈良大学美術史講座 美術資料からみる地域史」を、それぞれ隔月で交代で連載しています。
 令和6年10月号では、大河内准教授が「日本最大の塑像・岡寺如意輪観音坐像」と題して、西国第七番札所岡寺(奈良県高市郡明日香村岡)に安置される像高4m57㎝の巨大な本尊像について執筆しています。
 奈良時代に造像された岡寺の如意輪観音坐像は、江戸時代後期に大修理を受けていますが、これまで体部はその際に大きく補われたものとみられてきました。しかし近年の彩色剥落止め修理において、各所に当初の塑土・彩色が残存していることが分かってきました。記事では、最新の調査成果に基づき、今日に継承された奈良時代の巨大塑像の重要性について、江戸時代修理の意義とあわせて紹介しています。どうぞご一読ください。
【奈良大学文学部文化財学科のモットーは「現地現物主義」です】 

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