文化財学科のトピックス
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2024.10.21
芸術の秋-学芸員になった先輩たちの活躍-
芸術の秋ですね。
近年の文化財学科美術史コース出身で学芸員になった先輩たちが担当する展覧会が開催されています。
愛知県・田原市博物館では三宅良宜先輩(2020年度修士課程修了)が「川瀬巴水展」を初主担当。川瀬巴水は大正から昭和にかけて活躍した木版画家です。アップルのスティーブン・ジョブズが愛好していたことでも知られています。田原市博物館では、代表作「芝増上寺」を含む版画や挿絵など約210点が展示されています(11月24日まで)。川瀬巴水ファンは、大阪歴史博物館特別展「川瀬巴水-旅と郷愁の風景-」とあわせて田原市博物館にGo。とくに愛知県のかたがたは必見。
同時開催の「風景を描く―日本画家たちが見た景色―」には、渡辺崋山筆「一掃百態図」(重要文化財)も展示されています。

福井県立美術館に就職した田中亜季先輩(2022年度修士課程修了)は「菱田春草展 不朽の名作<落ち葉>誕生秘話」(11月4日まで)を補佐。春草ラブの後輩たちは、鈍行列車で福井にぞくぞくと集結。春草を卒論テーマにした4回生は、9月22日のシンポジウムを聴講して、多くの情報を得ました。
福井県立美術館「生誕150年記念菱田春草展」
https://fukui-kenbi.pref.fukui.lg.jp/exhibition/

滋賀県守山市・佐川美術館に就職した栗田頌子先輩(2022年度修士課程修了)は、「高山辰雄展」(9月23日終了)を初担当。現在の「楽直入展」の担当もされていて、茶道のお稽古にも熱の入る日々だそう。
佐川美術館「楽直入展」
https://www.sagawa-artmuseum.or.jp/plan/2024/09/post-159.html

https://www.sagawa-artmuseum.or.jp/plan/2024/07/post-158.html
少し前まで学生だった先輩たちが活躍しているのは、頼もしいし、嬉しいですね。