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2024.12.31
『月刊大和路 ならら』で、正月元日朝賀の儀を解説
毎年、新年正月2日に、天皇陛下は皇居にて、一般参賀を受けられます。今から約1300年前にも、正月朔日には、元日朝賀の儀式が行われていました。特に、701年の朝賀儀には特別な意味がありました。朝庭では文武百官が整然と立ち並び、門の前には烏形・四神や日・月像などの旗がはためいていました。文武天皇は大極殿において朝賀を受けられました。『続日本紀』には「文物の儀、是に備れり」と記されています。日本の首都である藤原京や大宝律令などの、ソフト・ハードの整った「日本国」誕生を高らかに宣言したのです。
今回の『月刊大和路 ならら』1月号では、そんな朝賀の儀式について、相原教授が解説しています。
【奈良大学文学部文化財学科のモットーは「現地現物主義」です】