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2025.01.09
【文化財学科 トピックス】岩戸教授ゼミが北畠氏の館跡等を踏査!
岩戸晶子教授(古代の建築考古学。文化財の活用。)のゼミでは、希望者で三重県津市にある北畠氏館跡とその裏山にある詰城、さらに本城である霧山城の踏査に出かけました。
雪やあられが舞うあいにくの天気でしたが、落葉した冬は地形が最も見やすく、山城踏査にはベストシーズンです。
館跡と今に残る庭園を見学した後、まずは裏山へ。まずは詰城に残る竪堀や土塁、曲輪を観察しつつ、頂上を目指します。麓から45分ほど登ってたどり着いた頂上の霧山城は標高570メートル。土塁や堀切が良好に残っていました。また、この日は雪雲で見えませんでしたが、南朝にゆかりの深い北畠氏の城だけに吉野山まで遠望することができるそうです。
近くにある鐘突堂と呼ばれる平坦地も眺望がよく、防衛施設として非常に適した立地が選ばれていたことが確認でき、充実した踏査となりました。
【奈良大学文学部文化財学科のモットーは「現地現物主義」です】
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