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2025.03.01
【史学科 トピックス】在学生 白木愛さんのギョベクリ・テペ遺跡(トルコ東部)現地調査の速報を紹介します。
私は、西洋古代史のゼミに所属し、卒業論文では「ギョベクリ・テペと西アジア都市文明の起源について」というタイトルで、西アジアにおける都市文明の起源について研究しました。
タイトルにあるギョベクリ・テペとは、トルコ東部にある遺跡でメソポタミア文明より約7000年古い紀元前約1万2000年頃につくられた遺跡です。T字型の石柱が特徴的な遺跡で石柱には動物、昆虫、人など多くのレリーフが施されていますが、いまだ遺跡の用途やレリーフの意味などは謎に包まれています。ギョベクリ・テペは「宗教施設」という見方が今のところ最有力説ですが、住居跡や出土物から都市文明の起源を覆す可能性があると考えられているとても興味深い遺跡です。
私は研究の為2024年8月にギョベクリ・テペを訪れました。現地の考古学者への聞き取りや、現地の博物館での情報収取はとても興味深く、印象に強く残る体験でした。ギョベクリ・テペはいまだ謎な点が多く、歴史の定説が覆される可能性を秘めた遺跡です。今後の新たな知見を待ち遠しく思います。歴史について多くの人に興味を持っていただき、奈良大学で学びつつ、歴史へ多くの疑問を持っていただきたいです。
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