史学科のトピックス
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2024.06.02
奈良大学文学部史学科のオープンキャンパス(5月25日)がおこなわれました。
5月25日のオープンキャンパスでは、好天にも恵まれ、当初予測多くの百名以上の方が本学を訪れました。史学科でも午後3時半の終了間際まで高校生やその保護者、ごきょうだいがとぎれることなく訪ねてこられ、学生スタッフ一同が温かくおもてなしし、学科相談では史学科での学びについて専任教員より丁寧な説明をしました。展示スペースでは古代日本の木簡レプリカや絵巻物をはじめ、江戸時代や中世の古文書、中国の古書、古代エジプトのパピルス文書やイコン画などが注目を集めました。
今回のオープンキャンパスでは、史学科専門教育教育全員による合同執筆ブックレット『史料から広がる世界-奈良から世界へ 過去から未来へ』が訪問者に配布されました。これは各教員が史学を志す高校生に向けて書いたものです。それぞれの日頃の研究スタンスが凝縮された濃密な内容とて、その場で反応がわかるものではありませんが、持ち帰って読まれた方を起点に感銘が広まっていくことを期待しています。また、昨年度末に行われたドイツ海外研修の新たに編集された画像がバックグラウンド・ミュージック付きで会場で流され、見学者の目を止めていました。
体験講義も全体訪問者からすると多数といえる三十数名の方が受講され、高校までの授業では出て来ない、しかし重要な役割を果たした女性の文学作品について最後まで耳を傾けていました。今後も学科相談、展示、体験講義とも盛会であることを願っています。