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史学科のトピックス
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【学生紹介】奈良大学文学部史学科の学生 中村円香さんのメキシコ留学紀行を紹介します。

私は2024年の8月中旬から、メキシコ日本間で行われている「日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画」というプロジェクトの51期生として、メキシコに1年間の留学に来ています。
既に折り返しを過ぎて、スペイン語の上達度合いに焦りも見え始めましたが、こちらでの様子をお伝えします。

私はメキシコの首都であるメキシコシティに住んで、UNAMと呼ばれる大学の主に外国人留学生が通う学部に在籍して日々スペイン語を学んでいます。
私は語学留学で来ていますが、スペイン語のレベルによっては他の大学や学部の聴講を受けることも可能です。
メキシコはアステカ文明を初めとした沢山の古代文明や遺跡がある他、博物館も大変充実しています。メキシコ特有の文化や行事も多く、日々様々な学びがあります。

最近だと、イースターの40日前に行われる聖灰祭という行事がありました。私はカトリックでは無いので、あまりその行事を知らず、検索しても曖昧な事しか分からなかったので現地の人何人かに聞いてみましたが「地域的に比較的しっかり祝う宗教行事」と答える人「さぁ···」と意味はあまり知らない様子の学生、横から英語で説明をしてくださるマダムなど、様々な方がいらっしゃいました。
日本だと知らない人に話しかけると驚かれますがメキシコ人は基本的に素直で率直な人が多いので、みんな普通に答えてくれます。
私もアジア人が珍しいのか、よく一緒に写真を撮って欲しいと話しかけられたり、見るからに外国人の私に道を訪ねて来る人もいます。

さて、皆さんはメキシコと聞くと、麻薬やカルテルの抗争など治安の悪さを想像される方も多いと思いますが、なんと「意外といけ」ます。日本と全く同じ感覚でいるとどうなるかは分かりませんが、周りと同じように、郷に入っては郷に従う精神があれば問題ありません。
気候も冬は寒すぎず、夏は湿気も少なく暑すぎないので、とても過ごしやすいです。

皆さんもぜひ、機会があれば日本との違いを感じに来て見ていただきたいです。

2025年3月13日

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写真は上から
死者の日のメイク
メキシコシティにある、世界最大と言われる闘牛場。
ソチミルコという地域で見られる先住民が使用していた水路と観光用のゴンドラ
チェチェニッツァ

です。

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